不眠症と睡眠障害の関係は?どのように違うの?

眠れない状態を指して不眠症という言葉を使う方が多いはずです。

 

その一方で睡眠障害という言葉を使う方もいます。

 

両者にはどのような関係があり、どのような違いがあるのでしょうか。

 

以下で解説いたします。

 

 

不眠症が意味する状態とは

 

日本国民の約2割が眠れないと感じているため、不眠症という言葉が一般的になりました。

 

眠れない状態が続くと不眠症という言葉を用いてしまいますが、正式には「眠れないあるいは眠りが浅いなどの状態が1か月以上続き、その影響で苦痛や社会生活上の問題が引き起こされている状態」のことを不眠症と言います。

 

心身に大きなストレスがかかるので、辛い状態として知られています。

 

 

睡眠障害が意味する状態とは

 

では、睡眠障害はどのような状態を意味するのでしょうか。

 

睡眠障害とは、睡眠に関して問題を抱えている状態を指します。

 

つまり、眠れない・眠りすぎる・眠りが浅い・すぐに目が覚めるなど、睡眠に何かしらの問題を抱えている状態を睡眠障害というのです。

 

 

不眠症と睡眠障害の関係

 

以上を整理すると、睡眠障害は睡眠に関する問題全体を包括する言葉なので、その中に不眠症が含まれることになります。

 

つまり、睡眠障害は不眠症も過眠症も睡眠呼吸障害も含む言葉なのです。

 

このことを現すように、アメリカ睡眠医学界がヨーロッパ睡眠医学界、日本睡眠医学界、ラテンアメリカ睡眠医学界の協力により策定した「睡眠障害国際分類」には、80種類以上の睡眠障害が取り上げられています。

 

 

不眠症と睡眠障害の違い

 

睡眠障害は不眠症を含むより広い言葉ということがわかりました。

 

両者の違いを挙げるとすれば、不眠症は睡眠障害の中で特定の状態を指した言葉ということになります。

 

具体的には、先ほど紹介した「寝付けない・すぐに目が覚める・早朝に目が覚める・眠りが浅いなどの状態が続き、体調不良を引き起こしている状態」を指しています。

 

この状態に当てはまる方は不眠症といえるかもしれません。

 

よく似た状態にあるものの詳細が異なる場合、あるいは睡眠に問題を抱えているものの症状が全く異なる場合は、不眠症ではない睡眠障害を抱えていると考えられます。

 

問題が大きい場合は、その内容について詳しく調べる必要があるかもしれません。

 

不眠症と睡眠障害にはこれらの違いがあります。

 

 

以上が不眠症と睡眠障害の関係であり、違いです。

 

日常生活で用いる分には大きな差はありませんが、専門家から説明を受ける場合は意味を理解しておいた方がよいかもしれません。

 

睡眠にお悩みを抱えている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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